子供に鍵を閉められた時のこと

子供に鍵を閉められた時のこと

先日、一才になる息子に鍵を閉められ、家に入れなくなった時のことをお話します。

私の住んでいる土地は、戸建てが密集している田舎に開発された町で、かなり安心して暮らせる場所です。
そのこともあって、割と皆さん、暑いと扉をかけ放ったり、窓を全開にしたり、鍵を開けて出たりする方もいます。

私もこの土地に慣れてきて4年、だんだんとどこかの窓は開けておいたり、そのぐらいの緩さで生活していました。
しかし、なぜか先日はしっかりと、全ての鍵を閉めた状態にしてしまっていました。
買い物をして帰ってきた後、息子にご飯を食べさせるために庭のトマトを収穫していた時、息子がガチャっと庭に面したスライドドアを閉めてしまいました。
こういう話は幼児を育てているならばよくあることとして、散々SNSで調べて知っていたはずなのに、まさかこんな一瞬でやられるとは…と自分でも信じられませんでした。

携帯も持っておらず、ご近所さんに警察を呼んでいただき、泣き叫ぶ息子から離れた窓を割っていただき、無事中に入ることができました。

窓を破る前に警察の方と、どこかに入れそうな窓はないかと探しましたが、柵のついた窓の柵は取れず、破る決断をするまで時間がかかりました。
息子の脱水の不安と鍵の業者がくるまでの時間を比べたり、割った場合の修繕費用のことを考えたり、ご近所さんに警察をお願いすべきか考え始めた瞬間から、かなり悩んだのを覚えています。

この事件があって以降、同じようなことがおこった場合でも対応できるよう、スペアの鍵を屋外に隠しておくなど、何かあった場合に1人で対処できるよう、以前より意識が高まった気がします。子供が鍵を閉められるようになったら、全ての養護者は必ず締め出された時の対処法を考えておかなければと切実に思いました。

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