お正月からいきなり家のカギをなくす最悪の年明け

お正月からいきなり家のカギをなくす最悪の年明け

年始で仕事が休みだった私は、消耗品の買い出しや映画DVDのレンタルなどで近所をウロウロ出かけていました。用事を済まして帰り、家についてようやく気付きます。「あれ、家のカギがない・・・」服のポケットや車、カバンの中などどこを探しても見つからず、一時茫然とします。我に返って、とりあえず今日行った場所をもう一周して探してみようと思います。近場だったので助かりましたが、結局見つかりません。緊急事態です。そういうときってすぐには感じないものですね。15時を過ぎてから、ちょっとずつ焦り出します。いろいろ考えて、まずは交番に落とし物の届け出をすることにしました。キーケースの特徴や行った場所などを伝えて、薄いながらも望みを託します。そして、管理会社にも電話を入れることにしました。そこでもう一つ重大事実に気付きます。「携帯電話の充電がやばい・・・」ちょっとした買い出しですぐ帰る予定だったのでほとんど充電してませんでした。途中で電池が切れては困ると思い、慌ててコンビニで乾電池でできる簡易充電器を購入します。「無駄な出費…」と思いながらも管理会社に電話を入れます。そして、なんとか鍵の救急車を手配してもらうことになりました。しばし家の前で待っていると、業者の方が来てくれてちょっぴり安堵。ただ、業者の方がドアの形状や鍵穴を見て「これは難しいタイプですね」と告げられ、「マジで!そんなセキュリティー高かったのか」とこのタイミングで新事実を知ることになりました。徐々に日が落ちてきて空気が寒くなります。その日は正月にしてはたまたま暖かかったので、昼間で帰るからいいかなとやや薄着で出てしまい、さらに寒い。なんでもいいから早く開けてほしいと全力で願います。結局、最終手段でのぞき窓を壊し、そこから棒をつっこんで、中からカギの取っ手をひねるという荒業でようやくドアが開くことになりました。「とりあえずよかったー」のぞき窓は新しいのと交換、作業代やらなんやらと合わせてその費用は約2万円!どひゃー!またまた無駄な出費です…。新年そうそう最悪だと大いに嘆きました。それから1週間後、ほどなくして見知らぬ電話番号から着信がありました。出ると警察っていうじゃないですか!?なんかしたかなと思ってよくよく話を聞くと奇跡的に特徴の似たカギが落とし物として届いてるというじゃありませんか!「マジで!」世の中には、本当に心の優しい良い人がいるんですね。後日、警察署に向かうと間違いなく私のカギがそこにありました。新年始まったばかりでしたが、1月中にその年の運を全部使いきったように感じました。

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